文字通り、鍼(はり)やお灸(ヨモギの葉の裏にある絨毛を精製した物)を用いて行う治療法です。
古代中国で誕生し、6世紀頃日本に伝来し発展を遂げてきました。
最近ではWHO(世界保健機関)の国際疾病分類に東洋医学の項が追加される見通しとなり、鍼灸治療が世界的に医学として認められる傾向にあります。
鍼治療で使用する鍼はディスポーザブル(使い捨て)です。
鍼の太さは0.10~0.35mm 長さは15mm~150mmのサイズがあります。
刺入する際、まれにチクッとした痛みを感じることがあります。
※注射針の太さは0.4~1.6mm程度です。(画像参照。左側6本が鍼灸治療用。右側4本が注射針)
お灸は台座灸を使用しているため、火傷の危険性は低く、ほんのり、心地よい暖かさです。
お悩みの症状、お身体の状態を確認し、全身にある経穴(ツボ)や筋肉の凝りなど施術部位を選択します。痛みの強さや、施術部位、症状に合わせて鍼(太さ、長さ)を選択します。
鍼灸治療の効果として、疼痛緩和や血流改善、筋緊張緩和、動作改善、アンチエイジング効果等が期待できます。