Sensory function
感覚機能プログラム
- ビジョントレーニング
- 人間は外部情報の殆どを目から収集しており、その割合は約80%にもなると言われています。そして、目から得た情報をもとに脳で処理や判断し、そして行動するという活動を日々繰り返しています。 例えば、買い物に行くとします、服を選ぶ時に形・色・サイズ・価格・・・etcを見て、自分に合うかな?着てみようかな?お金は足りるかな?・・・etcを判断し、買おう!いやっ買わないでおこう、違う店に行こうという何らかの行動をしていますよね。
「見る→情報処理→行動」の繰り返しです。
上記の例は身体に危険を伴わないので、急いで判断し行動する必要はありません。しかし、これが身体に危険を及ぼす状況下であればどうでしょうか。如何に早く判断し、正しく行動するかで怪我を回避できたり、できなかったりする、場合によっては生死を分ける重大な岐路になるかもしれません。
例えば、高齢者が道を横断する時の事故を考えた場合、車が来ているのを確認したにも関わらず、約30%の方が事故に遭われています。事故に遭われた方へ「何故、車が近づいているのに渡ったのか」という質問をしたところ、約40%が「車が止まってくれると思った」、約60%が「車が遠いから大丈夫と思った」と答えています。
また、他に事故に遭った多くの方は「車を確認したが見えなかった」と回答しています。(警視庁調べ)
ではこの場合、どういった問題点が潜在しているでしょうか。視力の衰え、遠近感の弱化、視野の狭小化、見てから行動までの時間の遅延、実際の行動スピードの遅延等が挙げられるのではないでしょうか。当然これ以外にも、総合的に高齢者は身体機能・判断力に低下を認めるので、様々な場面で危険な状況に陥る事が考えられます。
そこで、今回導入するビジョントレーニングは以下の眼の能力
・ 動体視力(跳躍性眼球運動・追従性眼球運動)
・ 視覚認知(同物探索・異物探索)
・ 周辺視野(有効視野・同時並行視)
・ 空間認知(方向感覚)
・ 視覚記憶(短期記憶)
にアプローチします。
ビジョントレーニングは目と脳と体の連携を向上させましょうというのが主旨となります。
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